ぼけますから、よろしくお願いします。信友直子

本の紹介

どのような本ですか

認知症、介護、老老介護、離れて暮らす家族、

親子関係、長年連れ添った夫婦関係…

ノンフィクションであり、現社会が抱える問題、

誰もが直面するであろうリアルが描かれています😊多くの方に手に取っていただきたいと思いました。

心に残ったフレーズ

・認知症、実は本人がいちばん苦しんでいる。自分がおかしくなってきたことは本人がいちばん分かっている。

→そのことを知るだけで、接し方、寄り添い方が変わります🤗

・寝たら忘れる。不穏になったら寝なさい。

→忘れる、認知症。嫌な悪い面ばかりでもないのかと思います🤗

・認知症の人の心の中は不安と絶望でいっぱいです

・捉え方しだい。人生何があろうと楽しんだもん勝ち。自分で工夫してできるだけ笑って楽しく過ごす。

→絶望、怒涛のなかにいると考えられません❗️先に、今、この言葉に巡り会えて良かったなと思います😊介護だけでなく、仕事、育児にも活かしていきたいお言葉です。

・人が老いていくことの無惨さと、歳を重ねていくことの豊かさ

→人生の美を感じました🌸

・認知症の人にもそれぞれ活躍してきた過去、人を思いやり、人から尊敬されていた昔がある

→人権、先輩であるという心構え

・本当は紙パンツなんて穿きたくないという母のプライド。だけどおもらしをして娘に迷惑をかけるのはもっと嫌だという親心。でも父になら多少おもらしして甘えても平気だという信頼感。そしてそれに応えて床を拭き、母の下着を洗ってやる父の愛情。

強く、深い絆を感じます。このような素敵な夫婦関係を築いていきたいものです😊

・『介護はプロとシェアしなさい』

他人にもできることは介護のプロの方が上手いんだからプロに任せて、家族は家族にしかできない本人に愛情たっぷり注いであげることを自分の本分と割り切りなさい。

家族はその人を愛することがいちばんの仕事。家族にしかできないこと。

・認知症の人は寝起きがいちばん分からない。↓目を閉じて眠ってしまおうとする

→辛抱強く寄り添い、今が朝なのか昼なのか、場所、何をしようか。と伝える

•介護は親が命懸けでしてくれる最後の子育て

→出会えて良かったと心から思う言葉です。今後自分にも親の介護、最後の看とりがくるので、肝に銘じておこうと強く思います。

ぼけますから、よろしくお願いします。を読んでみて

私はこちらの『ぼけますから、よろしくお願いします。』の作品を以前先に映画で観たことがあり、その後小説に行きつきました。

映像で感じるもの、文字で感じるもの、それぞれなので両方とは言いませんがどちらかに手を出していただきたい気持ちでいっぱいです😊

ほっこり優しい気持ちになれ、知らない世界を知ることができ、これからの人生、生きる力になってくれると思います✊

親が居てもいなくても、介護の場面だけでなく、人間味、人と人との愛を感じることができる素敵な作品でした。

出会えて良かったと思います。

信友直子さん、心より感謝申し上げます。

ありがとうございます。

ぼけますから、よろしくお願いします。

信友直子

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