
どのような本ですか
正常。
普通とはなにか。
普通に生きたくても生まれもって抱えてるものがある人は異常者なのか。普通に生きることはできないのか。
なにが正しいのか。
一般以外は間違いなのか。
とても考えさせられる一冊でした🌷
心に残っているフレーズ
どんなふうに生まれたって、どんな道を選んだって、新しい友達とか社会とか、そういうものと繋がりながら生きていける世界の方がいいなって。
→異常者。道を踏み外したものは隔離しろではなく。寄り添ってくれる者との繋がり。
皆もともと独りで家族、友人がいる期間を経て、また独りに戻るだけ
→産まれてから人生の幕を閉じるまで。
一周巡って元に戻るだけ。
社会の正義から外れてしまった人がその後どう生きていくのか、そちらにもっと目を向けてもいいのではないか。順風満帆な人生でも不意に依存症の闇に落ちてしまうことはあります。そのような人たちを罰することだけが司法の役割だとは思えない
→私自身の経験談が依存症の闇、恐ろしさを思い知っているので共感しました。
罰するだけではなく、何が原因なのか、その後どのようにしたらいいのか。根幹を見つめ直す必要があります。その人その人にとっての生きやすい世界を見つけること。
一般の人が全く想像できない欲求の中で生きている人のこと。その快感に勝てない心の部分がどうにかならないと根本的な解決にはつながらない
→生きづらさをどのようにしたら軽減でき、少しでも生きやすい世界になるのか
正欲を読んでみて
一般の人にはどうしても分からない、生きづらい世界で生きている人がいること。
もともと望んでもない、普通に生きたいだけなのに生まれ持った先天性のものを抱えて生き続けていく人。
今まで知らなかった世界をまた一つ知ることができました。
話しても分かってもらえない、諦めることが普通に生きている人がどうしたら少しでも心を開いてれるのか。
『寄り添う心。人と人。繋がり。』
今後の自分の生き方を見つめ直すきっかけになりました!
正欲 朝井リョウ
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