掬えば手には 瀬尾まいこ

本の紹介

どのような本ですか

瀬尾まいこさんらしい、あたたかみがあり包み込まれるような優しい本でした😊🌸

どのような方におすすめですか

自分には何もないと思ってる人、

何も才能がない、優れたものがない、平凡だ…

そのように自分自身に無力感を抱いてる方に

おすすめかなと思います^^

自分には特別何もない、平凡だと思っていても誰かにとってはかけがえのない存在であると教えてくれるかと思います^^

心にひびいたフレーズ

・その人の背後にあるものを知るのと、知らないのとでは全然違う

→外見、表面だけでなく相手の心の内を汲み取ること

・思い残す事心残りひとつなく、愛情を注いで大事にしてきたんだと思う。不確かな記憶を探ってわざわざ思い出す必要がないほど

→認知症の祖母が自分のことだけを綺麗さっぱり忘れてしまったことについて。そうだな。その通りなのかもしれないと思いました!

・人の心なんて一緒にいれば図らずとも分かること

本について感じたこと

少しファンタジーな世界でありつつ、現実味がとてもある物語なので共感しつつ読み進めることができました😊

十人十色。みんなほんとそれぞれ‼️

性別や年齢も違えば、それぞれ悩みもトラウマも抱えてるものそれぞれだな〜と。

そんな沢山の『個性』があるから、他者と関わり補い合いつつ素敵な世界が創られていくのかなと思いました🌟

知らないから、

自分とは違うから距離をとる、

歩めないのではやく、

知らないからこそ相手を知ろうとする。

歩み寄る。みんなが少しずつこのような気持ちを持てたら世界からの争いや国ごとの揉め事が減るのではないか…と感じました。

学生生活、友情、バイト、人との関わり。

どこか懐かしい気持ちになりつつ、大人になっても楽しめる一冊かと思います😊

掬えば手には 瀬尾まいこ

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